ヨウジヤマモトは何者?その魅力と手掛けるブランドを一挙紹介!

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ヨウジヤマモトは、日本を代表するデザイナー山本耀司が手掛けるブランドです。黒を軸にした独自の美学と既存の価値観に挑む反骨精神で、世界のファッション界に大きな影響を与えてきました。多彩なブランドラインや有名ブランドとのコラボも展開し、唯一無二の存在として進化を続けています。本記事では、ヨウジヤマモトの魅力やブランドの特徴などを紹介していきます。

目次

ヨウジヤマモトとは

ヨウジヤマモトは、デザイナー山本耀司氏が設立した日本発のファッションブランドです。1981年にパリコレにてデビューし、当時タブーとされていた黒を前面に押し出したショーは「黒の衝撃」と称され、世界中の注目を浴びました。体のラインを強調する流行に逆らい、体型を拾わないゆとりを持たせたシルエットを打ち出し、モードの常識を覆しました。非対称のカッティング、布の余白を生かした立体的なデザインが特徴です。現在は多彩なブランドを展開し続けています。

デザイナー山本耀司の人物像

デザイナーの山本耀司氏は1943年東京生まれ。慶応義塾大学法学部を卒業後、文化服装学院に進学し、「装苑賞」と「遠藤賞」を同時受賞しました。1972年に株式会社Y’sを設立し、青山に直営店をオープンしました。1981年のパリコレデビューをきっかけに世界的な評価を得て、1994年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエ、2005年に国家功労勲章オフィシエ、2011年には最高位のコマンデュールを授与されています。現在もパリを拠点に創作を続け、日本を代表するデザイナーとして活躍しています。

ヨウジヤマモトの魅力

ヨウジヤマモトならではの魅力を掘り下げていきましょう。

独自のシルエット

ヨウジヤマモトの服は、体のラインを拾わないビッグシルエットが特徴です。上質な生地を使い、ドレープや落ち感まで計算することで、単に大きいだけでなく、着る人の動きに合わせて自然に表情が変わります。日本の伝統的衣服に見られる「余白の美」を取り入れたデザインは、静かでありながら存在感があり、時代を超えて愛される独自のシルエットを生み出しています。

「黒」へのこだわり

ヨウジヤマモトといえば「黒」。山本氏は「黒はすべてを受け入れる色」と語っています。黒には儚さや力強さ、静かなる強さが共存し、装飾を削ぎ落としながらも他に染まらない個性を宿します。黒は地味な色ではありません。むしろ余白を生み、着る人自身の個性が浮かび上がる空間をつくります。ヨウジヤマモトの黒の美学が、時代を超えて人々を魅了し続けているのです。

反骨精神と革新性

ヨウジヤマモトの魅力のひとつは、流行に流されることなく常に新しい価値観を打ち出してきた点です。ボディコンシャスが主流だった時代に、あえて体を包み込むようなビッグシルエットを発表し、多くの人に驚きを与えました。既成概念を覆す姿勢こそが、ブランドを唯一無二の存在にしています。

豊富なコラボレーション

ヨウジヤマモトは、他ブランドとのコラボレーションでも話題を集めてきました。代表的なのが2002年から続くアディダスとの「Y-3」。スポーツとモードを掛け合わせた新しいスタイルは世界中で支持され、スニーカーやウェアはストリートでも定番となっています。

そのほかにもニューエラやドクターマーチン、リーボックなど多彩なブランドとタッグを組み、2017年にはスマホケースブランド「GILD design」との協業まで実現。ファッションの枠を超えた柔軟な取り組みが、世代を問わず愛され続ける理由のひとつです。

ヨウジヤマモトのブランドライン一覧

ヨウジヤマモトは単一のブランドではなく、複数のラインを展開する複合的なブランド体制を築いています。それぞれ独自のコンセプトを持ち、山本耀司の哲学を多角的に表現しています。

メインラインはヨウジヤマモト社の核となる存在であり、山本耀司の哲学や美学が色濃く反映されています。

 Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)

1981年に発表されたレディースライン。黒を基調に、非対称なカッティングや流れるようなシルエットを特徴とし、従来の女性らしさの概念を覆しました。

 Yohji Yamamoto FEMME(ヨウジヤマモト ファム)

ウィメンズコレクションとして、山本耀司の世界観を直接的に反映。西洋的な服作りへのアンチテーゼを掲げ、新しい価値観を生み出す服作りを続けています。

Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム)

1984年にスタートしたメンズライン。「何者だかわからない男」をテーマに、ダンディでありながらユーモアを感じさせるスタイルを発信しています。

 BLACK Scandal Yohji Yamamoto(ブラック スキャンダル)

プリントやグラフィックを取り入れ、ユニセックスなスタイルを提案。よりカジュアルにモードを楽しめるラインです。

B Yohji Yamamoto(ビー ヨウジヤマモト)

ユニセックスかつスポーティーな日常着を提案。シンプルながらブランドらしさを感じられるカジュアルなラインです。

WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO(ワイルドサイド)


2022年に始動したユニセックスライン。ミリタリーやワークを現代的に再構築し、機能性とファッション性を融合させています。

GOTHIC YOHJI YAMAMOTO(ゴシック ヨウジヤマモト)

2013年秋冬にスタートしたアクセサリーライン。ゴシックのモチーフを取り入れたシルバーアクセサリーやTシャツを展開し、不変性をテーマとしています。

関連ブランド

メインラインに加え、ヨウジヤマモト社は多彩な関連ブランドも展開しています。実験的な試みや世代を超えたアプローチを通じて、幅広い層に支持を広げています。

Y’s(ワイズ)


山本耀司が最初に立ち上げたブランド。現在はアトリエチームがデザインを担い、機能的で上質な日常着を提案しています。

Y’s for men(ワイズフォーメン)


Y’sのメンズライン。2010年に休止していましたが、2023年秋冬から再始動。新たな展開に注目が集まっています。

Y-3(ワイスリー)


アディダスとのコラボレーションによるスポーツブランド。スポーツとモードを融合させ、世界的な人気を誇ります。

 Ground Y(グラウンド ワイ)


ジェンダーレスやエイジレスをテーマに、既成概念にとらわれない実験的スタイルを提案。幅広い世代にアプローチしています。

 S’YTE(サイト)


オンライン限定で展開されるデジタル世代向けブランド。現代的なライフスタイルに寄り添ったコレクションです。

discord Yohji Yamamoto(ディスコード ヨウジヤマモト)


バッグやアクセサリーを中心とするラグジュアリーライン。洗練されたデザインで国内外のファンを魅了しています。

まとめ

ヨウジヤマモトは、黒を基調にした独自の美学と、常識にとらわれない自由な発想で世界中の人を惹きつけてきました。シルエットのゆとりや素材へのこだわりは、時代を超えて長く愛される魅力になっています。さらに多彩なブランドラインやコラボレーションによって、新しい挑戦を続けているのも特徴です。ファッションの枠を越え、自分らしさを映し出す存在として、多くの人に支持されているブランドです。

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